石鎚山

2014年5月25日:日本百名山12座目 石鎚山(標高1,982m)※ 四国最高峰

登山口までのアクセス

松山市内から車で石鎚山ロープウェイまで車でアクセス。ロープウェイ駅の前に駐車場があり。

山行記録

石鎚ロープウェイにて山麓下谷駅(標高455m)から山頂成就駅(標高1300m)まで一気に標高を稼ぎます。

山頂成就駅からの眺め。すでに晴れており眺望も良し。

暫く歩くと大ブナの木があります。名前の通り、大きなブナです。 中宮成就社です。

試しの鎖に出ました。腕試しに登ります。この後、一の鎖から三の鎖までありますが、この試しの鎖が最難関とのこと。

一の鎖を登ったところです。個人的には一の鎖が一番簡単でした。

山頂方面の鎖場を白装束の修験者が登っていきます。

二の鎖付近。二の鎖は渋滞していたので、鳥居を通って巻道を行くことにしました。

石鎚山弥山山頂です。鎖で雁字搦めになってます。

石鎚山弥山山頂の標柱です。

ここから先、最高峰の天狗岳に参ります。山と高原の地図では破線ルートでしたが、それほど難易度が高い道ではありません。若干細い道があるので気を付ければ大丈夫!

天狗岳山頂到着。石鎚山最高峰です。

石鎚桜。石鎚山の固有種のようです。今回のこの時期に登ったの一つです。

天狗岳・石鎚山弥山間の破線ルートを別アングルから撮影してみました。

全体の印象

四国最高峰の石鎚山はロープウェイもありアクセスは良い山です。ただ、修験道のため鎖場があり剣山よりは難易度が高いと思います。とはいえ、巻道も用意されており、鎖場を通らずに山頂まで行けるので一般の人でも楽しめる素晴らしい山でした。

特に5月は新緑も楽しめますし、固有種でもある石鎚桜にも出会えて楽しめました。一方で、白装束の方々が修験道(鎖場)をスタスタ登る風景もかいま見られるなど、この山の山格や歴史を肌で感じることが出来る印象的な山でした。

所要時間

7:40山麓下野駅-8:05山頂成就駅-9:20試しの鎖-10:00一の鎖-10:15二の鎖前-10:40弥山山頂-11:05天狗岳山頂-11:30-11:50弥山山頂-14:00山頂成就駅-14:10山頂下野駅

距離・標高差

歩行距離:13.07km

最高点の標高: 1911m 、最低点の標高: 398m
累積標高(上り): 1795m 、累積標高(下り): 1796m

両神山

2014年5月17日:日本百名山9座目 両神山(標高1,723m)

両神山はイザナギノミコトとイザナミノミコトの二つの神が祀られた山と言われている。その山格高き山が最も映える新緑、アカヤシオ、石楠花最盛期の五月に登った。

日向大谷登山口へのアクセス

秩父駅から1時間強車で走り、日向大谷登山口下2kmの地点に路駐。警備員が出ており下に路駐をこの日は強いられました。

山行記録

日向大谷登山口

暫く行くと鳥居が出てきます。

百名山らしくブナ林が美しいです。新緑のブナと青空のコンビネーションが素晴らしくベストマッチ

清滝小屋前でシャクナゲが咲いてました。

神社前の狛犬。この地域が狼ということで有名です。

両神山はアカヤシオも有名なのでこの時期は山頂が激混みでした。

山頂

山頂にも神社があります。両神ですから二つの神が祀られています。

下山して両神山荘でバッジ買いました。

所要時間

8時間34分

日向大谷登山口9:32-11:40清滝小屋-13:30-14:30両神山頂-15:40清滝小屋-17:20日向登山口

距離・標高差

歩行距離12.31km

最高点の標高: 1684m 、最低点の標高: 541m
累積標高(上り): 1405m 、累積標高(下り): 1325m

ルート地図

大峰山

2014/5/2 日本百名山7座目:大峰山(八経ヶ岳:標高1,915m)

大台ヶ原に登った翌日に大峰山(最高峰:八経ヶ岳)に登った。八経ヶ岳は大峰山脈の最高峰なだけでなく近畿最高峰である。厳密には、深田久弥の定義では、大峰山は山上ヶ岳が該当するが、山上ヶ岳は女人禁制の山なので恐らく商業登山と男女平等の観点から、最高峰の八経ヶ岳を百名山と後から位置付けることになったのだろう。

さて、今回の登山ルートは行者還トンネル西口から大峰奥駈道出合を経て、弥山、そして八経ヶ岳まで登るピストンルートであり、世界遺産を巡る旅でもあります。

登山口(行者還トンネル)へのアクセス

行者還トンネル西口駐車場(有料)まで車でアクセス

山行記録

弥山登山口

ツツジが見ごろでした。

@出合 山上ヶ岳からの大峰奧駈道と合流する場所

眺望が素晴らしくなってきました

@弁天の森

弥山手前に雪が残ってました。

鳥が糸くずとじゃれてました。

弥山に到着

弥山神社。皇太子様も登られたようです。

大台ヶ原と同じで伊勢湾台風の塩害でしょうね。

大峰山脈最高峰 八経ヶ岳。近畿最高峰でもあります。

八経ヶ岳山頂からの眺望

同じく山頂からの眺望

下山時の梯子。そして弥山登山口へ下山 

所要時間

6時間50分

10:45行者還トンネル西口(登山口)-11:45奥馳道出合-12:40聖宝ノ宿跡-13:35弥山小屋-13:50弥山山頂-14:40八経ヶ岳-15:50聖宝ノ宿跡-16:30奥馳道出合-17:30行者還トンネル西口(登山口)

距離・標高差

歩行距離: 9.8km
最高点の標高: 1884m 、最低点の標高: 1120m
累積標高(上り): 987m 、累積標高(下り): 965m

ルート地図

蓼科山

日本百名山4座目「蓼科山(標高2,531m)」

2014年3月:女神茶屋(女乃神茶屋)登山口からピストン

初めに注意ですが、3月の蓼科山は間違いなく雪山です。そして、森林限界を超えるため、想像以上の風に見舞われます。つまり、雪山装備必携の山です。ソロ登山で初心者は登るべき雪山ではありません。初心者ソロの方は、今回の山行は例外としてご覧いただければ幸いです。

今回私が登った理由は以下の通りです。

・厳冬期雪山装備(ゴアのプロシェル、10本爪アイゼン)を携帯したこと
・最低限のアイゼンワークはできること
・女神茶屋登山口からのピストンルートは危険個所が少ないこと
・ソロではなく、複数の経験者と一緒だったこと

登山口(女神茶屋)へのアクセス

新宿から特急あずさ号にのって諏訪駅下車。下車後、諏訪駅からタクシーで女神茶屋まで1時間弱で到着

なお、自家用車の場合は女神茶屋の登山口に駐車スペース有

山行記録

10:50 女乃神茶屋から30分ほど登ったところ、熊棚?

11:29 徐々に展望が開けてきました。

11:38@蓼科山南西 標高2120mまで稼ぎました。しばし休憩を取りました。

雪が相当積もってたんでしょうね。

12:30 かなり上まで登ってきたので、やっと樹氷に遭えました。青空に樹氷、霧氷は美しいです!

13:00@9合目 2,400m付近。ちょうど森林限界を超えるところあたりです。このあたりから、風にさらされ始めてあっという間に手が痛くなり始めました。慌ててオーバーグローブをしました。

13:23 蓼科山登頂! 八ヶ岳連峰の絶景に出遭いました!

山頂は海老の尻尾で凄いことになってました。山頂からは爆風が北アルプス方面から叩きつけられて、ゴアのプロシェルを着込んで寒さをシャットダウンしました。

山頂が広く平らなので、銀世界が映えます。

蓼科神社奥宮。近くの山荘は8割ほど雪で埋まってました。

ぐるっと山頂を散歩して蓼科山山頂の標識で記念撮影して下山

下りは来たルートを2時間ほどで下山できました。

八ヶ岳連峰の一部という捉え方もあるようですが、見た感じは独立峰のようにも見える地形から山頂近くは突風が吹いていました。今日は天気も良く樹林帯までは気温は高く感じましたが、山頂付近はあっという間に霜焼けが出来るレベルで気温差が著しく大きく驚きました。

それにも増して、晴れた雪山は最高です!

所要時間

5時間15分

10:15女神茶屋登山口-11:50蓼科山南西(2120メートル地点)-13:23蓼科山山頂-15:30女神茶屋登山口

距離・標高差

歩行距離5.87km

最高点の標高: 2517m 、最低点の標高: 1727m
累積標高(上り): 811m 、累積標高(下り): 800m

ルート地図

雲取山

日本百名山三座目:雲取山(標高2,017m)

2013/11/3 に百名山3座目として雲取山に登りました。(個人的には、人におススメするという意味ならば、三座目に雲取山に登るのはお薦めできません。体力のある人は除く)

ご存知かもしれませんが、雲取山は日本百名山として有名ですが、実は東京都の最高峰でもあります。標高は2017メートルで、2017年の山ということで多くの登山客が押し寄せたようです。

東京駅から鴨沢までも2時間以上かかりますので、同じ東京都というとその広さに驚きです。

なお、雲取山は日本百名山として深田久弥に選ばれましたが、関東百名山、山梨百名山、花の百名山としても選定されており、まさしく名山です。東京の方は近場ですので、山に慣れたら是非登るべき山の一座だと思います。

登山口(鴨沢)へのアクセス

鴨沢ルートは青梅線で奥多摩駅下車して、西東京バスで鴨沢バス停で下車

山行記録

さて、今回は鴨沢から山頂までピストンのルートでしたが、同行者の車に乗せてもらったので、小袖乗越近くまで車で連れて行ってもらい登りました。鴨沢からの歩き20分程をショートカットできました。

7:20@小袖乗越

11月でしたので紅葉が綺麗でした。うっすら富士山が見えます。9:20@堂所近く

10:20@七ッ石小屋。休憩中に見た富士山がキレイでした。

小雲取山付近から登ってきたルートを見下ろす。

13時@山頂近く

13:05 山頂到着。右側の富士山とのセットが印象的です。

所要時間

9時間15分

7:20小袖乗越~9:20堂所~13:05雲取山~16:35小袖乗越

距離・標高差

歩行距離19.66km

最高点の標高: 1991m 、最低点の標高: 770m
累積標高(上り): 1657m 、累積標高(下り): 1664m

ルート地図