日本百名山4座目「蓼科山(標高2,531m)」
2014年3月:女神茶屋(女乃神茶屋)登山口からピストン
初めに注意ですが、3月の蓼科山は間違いなく雪山です。そして、森林限界を超えるため、想像以上の風に見舞われます。つまり、雪山装備必携の山です。ソロ登山で初心者は登るべき雪山ではありません。初心者ソロの方は、今回の山行は例外としてご覧いただければ幸いです。
今回私が登った理由は以下の通りです。
・厳冬期雪山装備(ゴアのプロシェル、10本爪アイゼン)を携帯したこと
・最低限のアイゼンワークはできること
・女神茶屋登山口からのピストンルートは危険個所が少ないこと
・ソロではなく、複数の経験者と一緒だったこと
登山口(女神茶屋)へのアクセス
新宿から特急あずさ号にのって諏訪駅下車。下車後、諏訪駅からタクシーで女神茶屋まで1時間弱で到着
なお、自家用車の場合は女神茶屋の登山口に駐車スペース有
山行記録
10:50 女乃神茶屋から30分ほど登ったところ、熊棚?
11:29 徐々に展望が開けてきました。
11:38@蓼科山南西 標高2120mまで稼ぎました。しばし休憩を取りました。
雪が相当積もってたんでしょうね。
12:30 かなり上まで登ってきたので、やっと樹氷に遭えました。青空に樹氷、霧氷は美しいです!
13:00@9合目 2,400m付近。ちょうど森林限界を超えるところあたりです。このあたりから、風にさらされ始めてあっという間に手が痛くなり始めました。慌ててオーバーグローブをしました。
13:23 蓼科山登頂! 八ヶ岳連峰の絶景に出遭いました!
山頂は海老の尻尾で凄いことになってました。山頂からは爆風が北アルプス方面から叩きつけられて、ゴアのプロシェルを着込んで寒さをシャットダウンしました。
山頂が広く平らなので、銀世界が映えます。
蓼科神社奥宮。近くの山荘は8割ほど雪で埋まってました。
ぐるっと山頂を散歩して蓼科山山頂の標識で記念撮影して下山
下りは来たルートを2時間ほどで下山できました。
八ヶ岳連峰の一部という捉え方もあるようですが、見た感じは独立峰のようにも見える地形から山頂近くは突風が吹いていました。今日は天気も良く樹林帯までは気温は高く感じましたが、山頂付近はあっという間に霜焼けが出来るレベルで気温差が著しく大きく驚きました。
それにも増して、晴れた雪山は最高です!
所要時間
5時間15分
10:15女神茶屋登山口-11:50蓼科山南西(2120メートル地点)-13:23蓼科山山頂-15:30女神茶屋登山口
距離・標高差
歩行距離5.87km
最高点の標高: 2517m 、最低点の標高: 1727m
累積標高(上り): 811m 、累積標高(下り): 800m
ルート地図