赤城山(黒檜山)

日本百名山5座目:赤城山/黒桧山(標高1,828m)

2014/3/29:先週の蓼科山に続き、雪山の赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)に登った。

麓の雪はなかったが、黒檜山登山口は標高が1,300mほどあるので雪が残っていた。いずれにせよ、3月末だとこの山も雪山だ。ただ、蓼科山のように森林限界を超える山ではないので、気象条件が悪くなければ易しい雪山登山だと言える。

今回は黒檜山登山口から登り、駒ヶ岳登山口へ下山する周回コース。駒ヶ岳登山口からは車道を歩いて黒檜山登山口へ戻った。

登山口(黒檜山登山口)へのアクセス

黒檜山登山口駐車場(R251を赤城神社より少し北上)まで車でアクセス。

山行記録

黒檜山登山口駐車場から少しR251を北上した所に黒檜山登山口がある。

取り付きは雪山だとやや急だが六本爪の軽アイゼンで登れるレベルだった。

取り付きから1時間ほど歩いて、大沼が見えてきました。

11:40 大沼の眺望@標高1,550m

多少晴れ間がありましたが、徐々に雲も多い天気でした。

12:35 黒檜山山頂到着

12:35 上越方面の眺望@黒檜山山頂

12:35 谷川連峰の眺望@黒檜山山頂

13:50 黒檜山の眺望@駒ヶ岳山頂手前

14:35 雪庇@駒ヶ岳山頂

この日はとても暖かくて、シャツ一枚だけで登れました。風も心地よく一日快適なハイキングとなりました。

所要時間

5時間13分
10:35黒檜山登山口-12:30黒檜山山頂-14:20駒ケ岳山頂-15:35駒ケ岳登山口

距離・標高差

歩行距離: 4.71km
最高点の標高: 1806m、最低点の標高: 1347m、累積標高(上り): 484m、 累積標高(下り): 496m

ルート地図

蓼科山

日本百名山4座目「蓼科山(標高2,531m)」

2014年3月:女神茶屋(女乃神茶屋)登山口からピストン

初めに注意ですが、3月の蓼科山は間違いなく雪山です。そして、森林限界を超えるため、想像以上の風に見舞われます。つまり、雪山装備必携の山です。ソロ登山で初心者は登るべき雪山ではありません。初心者ソロの方は、今回の山行は例外としてご覧いただければ幸いです。

今回私が登った理由は以下の通りです。

・厳冬期雪山装備(ゴアのプロシェル、10本爪アイゼン)を携帯したこと
・最低限のアイゼンワークはできること
・女神茶屋登山口からのピストンルートは危険個所が少ないこと
・ソロではなく、複数の経験者と一緒だったこと

登山口(女神茶屋)へのアクセス

新宿から特急あずさ号にのって諏訪駅下車。下車後、諏訪駅からタクシーで女神茶屋まで1時間弱で到着

なお、自家用車の場合は女神茶屋の登山口に駐車スペース有

山行記録

10:50 女乃神茶屋から30分ほど登ったところ、熊棚?

11:29 徐々に展望が開けてきました。

11:38@蓼科山南西 標高2120mまで稼ぎました。しばし休憩を取りました。

雪が相当積もってたんでしょうね。

12:30 かなり上まで登ってきたので、やっと樹氷に遭えました。青空に樹氷、霧氷は美しいです!

13:00@9合目 2,400m付近。ちょうど森林限界を超えるところあたりです。このあたりから、風にさらされ始めてあっという間に手が痛くなり始めました。慌ててオーバーグローブをしました。

13:23 蓼科山登頂! 八ヶ岳連峰の絶景に出遭いました!

山頂は海老の尻尾で凄いことになってました。山頂からは爆風が北アルプス方面から叩きつけられて、ゴアのプロシェルを着込んで寒さをシャットダウンしました。

山頂が広く平らなので、銀世界が映えます。

蓼科神社奥宮。近くの山荘は8割ほど雪で埋まってました。

ぐるっと山頂を散歩して蓼科山山頂の標識で記念撮影して下山

下りは来たルートを2時間ほどで下山できました。

八ヶ岳連峰の一部という捉え方もあるようですが、見た感じは独立峰のようにも見える地形から山頂近くは突風が吹いていました。今日は天気も良く樹林帯までは気温は高く感じましたが、山頂付近はあっという間に霜焼けが出来るレベルで気温差が著しく大きく驚きました。

それにも増して、晴れた雪山は最高です!

所要時間

5時間15分

10:15女神茶屋登山口-11:50蓼科山南西(2120メートル地点)-13:23蓼科山山頂-15:30女神茶屋登山口

距離・標高差

歩行距離5.87km

最高点の標高: 2517m 、最低点の標高: 1727m
累積標高(上り): 811m 、累積標高(下り): 800m

ルート地図